つい、忙しいからと帳簿はまとめてやろう、と考えるとできません。時間が経つと細かいお金の動きは忘れるからです。
カード明細がくるから忘れない・・・まとめて処理すると何のために使ったかさえ忘れます。店の名前が分かっても誰と?何話した?仕事だったっけ?ってな具合。
明細書が届く前に把握することは重要な資金繰りの一つで必要な決済把握です。カードも使ったらすぐに仕訳しましょう。
オンラインだからすぐに見られる・・見ないで、まとめて処理したがりますね、面倒だから。
試算表が見えて分かってくると見たくなります。見たくないときもありますけど・・
税務会計は1年ごとに税金を申告するための会計です。
管理会計は会社のためにおこなう会計計算です。
お金の動きを明らかにすることはどちらも同じですが、経営者のために役立つように使うことが目的です。
小さな会社でも経営者自らが、お金について把握していることは大事なことです。
3年先5年先にどうしたいかは会計に直接関係ないと考えるかもしれませんが、それは結果として記録している税務会計の立場です。
将来的な目標や目的があり、いざ何かを行おうとしたときに売上や資金だけでなく社員、従業員のマインドがなければ自在な運営をおこなうことはできません。
そのために投資的にお金を使うことは、必ずしも会計科目に沿ったいわゆる資産としての金銭投資を意味しません。
通常の会計には補助科目というのがあります。
これは科目の内訳を示すために用いられます。
「科目の内訳」であることでの不便がありますが、昔からお構いなしです。
現金伝票にはかろうじて相手先欄があることがありますが、幾多の振替伝票様式にはそのような項目はありません。
摘要に書いておけと言わんばかりです。最近は一部の会計システムでも相手先項目的なものが追加されてきているものもあります。
GIMCALC301では補助勘定を使わず、相手先を使います。そのほうが設定も単純でわかりやすいのと、内訳要件を満たせるからです。
例えば、
同じ取引先に売上も仕入れあるいは費用の支払いがある場合、
売上、売掛、仕入れ、買掛、費用、未払費用 の科目各々に補助勘定科目が必要になります。科目だらけになりますね。
相手先は一つです。仕訳するときに相手先を入れておけば、科目ごとの内訳は相手先ごとに分類できます。補助勘定は要りません。
さらに相手先でいろいろな取引があったことをまとめることもできます。
社員も一人一人相手先として登録しておいたほうが報告書の作成に都合が良いことも多々あります。
会計仕訳のためではなく、売上帳、売掛帳などは相手先でわかるようにしておかなくてはなりませんが
会計制度の中では、販売管理や仕入管理といったものは、他で勝手にやれば、という位置づけです。
だからやるなら補助的にということになっているのでしょう。
もっぱら申告書の内訳を書くのに都合の良い程度、ということです。
普通預金などは取引銀行がいくつかあれば、残高の確認のために科目を分けておくことは必須になります。
これも相手先を入力していくことでカバーできます。
掛売買については、締日や支払サイトの問題があるので、会計システムの中でそうした管理をすることは逆に面倒な面もあります。
売買についてはその月単位で合計して1本で仕分けしてしまう場合も多々あります。
いちいち納品・仕入れごとに入力していられないのも確か。
補助勘定に対しては主勘定という言い方をします。会計はトータルを見るもの、なのでしょう。か?
内訳をとるのは補助勘定にしても相手先にしても入力が面倒では? そこで自動仕訳が有効に働きます!
もちろん取引数が少なく、小規模であるから、という面は大きいのです。
毎日、多くの売上取引が発生するような場合には、やはり別に販売管理が必要です。
わかると単純です。(なんでもですけど)
GIMCALC301はその理解を助けます。
仕訳入力の都度、科目残高を確認できる点で他の会計システムと違います。
複式簿記と言われるとなんとなく難しい感じもしますが、
仕訳伝票を合計すると左と右の金額が必ず一致します、という仕組みのことです。不思議なことに左右の金額には差が出ます。
その差額は利益(損失)になるで、間違った仕訳をすると誤った判断をすることになるので、正しい仕訳をしなければなりません。
基本的な仕訳はもともとわかるものではなく覚えるものです。
小規模では仕訳の種類や会計科目は30~40くらいしか使いません。
e-TAXなどで規程されている一般商工業の科目名は590以上もありますから、全く使わない、関係ないものがほとんどです。
難しいのは決算仕訳や様々な会計規則や税法です。
それは専門家に任せて、とにかく会社に必要な日々のお金の動きを確実にとらえましょう。
入力さえすれば、あとは見るだけです。
毎日の入力には自分で決められる自動仕訳や履歴からのコピー、一括転記機能などが入力手間の軽減に飛躍的に役に立ちます。
簿記会計や試算表というものは共通のものですが、仕訳の内容はその会社独自のものです。どの会社にも必要そうな自動仕訳はあらかじめセットしてありますから、あとは自分で工夫していきます。毎月の決まりきった支払いなどは金額も入れておいたり、必ず出て来る給料日の仕訳などは連続入力をセットしたり。
きっとお役に立ちます。
毎月決まりきった仕訳のほうが多いものです。
慣れてくれば、一括転記して翌月、翌々月の予定仕訳を入力できるようになれば、予定試算表を作成して、細かい資金繰りや粗利予想に役立つようにもなります。(慣れてからにしてください)
税理士事務所にたのんでいるので・・・
試算表を見せられても実感がわかない。
当然です、毎日のお金の動きがそこに出ていても結び付けられないからです。
まして試算表では個々の取引は合計金額に集約されていますから、現実の取引に分解して思い浮かべるには日々の取引の積み重ねと変化を、リアルタイムの試算表として見慣れることが必要です。
GIMCALC301で毎日試算表を見てみましょう。帳簿でも良いです。
見るだけですから簡単です。
そのうち動きがどこにどう反映されるかわかってきます。
でも、それも仕訳から入力してみて初めて実感として得ることができます。
大手経理部ではないので、小規模事業所にとって仕訳はお金と利益の現実を把握するための必須作業です。
残高表示機能により伝票入力するだけで試算表がわかってきます。
税理士には税務申告だけでなく、様々な経理的、経営的アドバイスをしてもらうことができます。その話がわかり納得して実践できるようになるには数字(金額)の裏付けを理解している必要がありますね。
